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ChatGPT広告のAIが見出しと説明文のパーソナライズ版および翻訳版を自動生成する機能をリリース

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注目のポイント

ChatGPT広告のキャンペーン設定に「テキストのカスタマイズ」という項目が増えています。AIが広告の見出しと説明文のパーソナライズ版と翻訳版を自動生成する機能で、広告主が事前に中身を確認したり承認したりする手段はありません。初期値はオンという報告が出ています。オフにできるのはキャンペーン単位です。OpenAIのヘルプにはこの機能の説明がまだなく、どう書き換わるのか、翻訳の対応言語は何かも分かりません。筆者は、薬機法や景表法が絡む案件では先にオフにしておくことを勧めます。

管理画面には何と書いてあるのか?

キャンペーンの設定画面に「テキストのカスタマイズ」というトグルがあり、説明文はこうなっています。

AIが広告の見出しと説明文のパーソナライズ版および翻訳版を自動生成します。これらは個別に確認または承認しなくても表示される場合があります。

読みどころは後半です。「個別に確認または承認しなくても表示される場合があります」と、はっきり書かれています。

分かっていること、分かっていないこと

現時点で確かめられたことを整理します。

項目 内容
何をするか 見出しと説明文のパーソナライズ版・翻訳版をAIが自動生成する
事前確認 できない。承認の手順もない
初期値 オンという報告。アカウントによって違う可能性あり
オフにする単位 キャンペーン単位。まとめて切る方法は報告されていない
設定場所 キャンペーン作成時のトグル
公表 2026年9月14日にJon Loomer氏が報告。OpenAIの正式発表は見当たらない

一方、次の点は分かっていません。

  • OpenAIのヘルプにこの機能の説明がない。あるのは「広告のパーソナライズが有効な場合には、ユーザーのより広範なChatGPT体験から得られる一部のシグナルも考慮し」という別の記述だけ
  • パーソナライズ版が具体的にどう変わるのか
  • 翻訳の対応言語
  • 提供開始日

参照元:Text Customization: ChatGPT Ads AI Enhancement(Jon Loomer Digital・2026年9月14日)

Google広告の「テキストのカスタマイズ」と似ているのか?

名前も発想も近いです。Google広告のショッピングキャンペーンにも同じ名前の機能があり、こちらはMerchant Centerのフィードをもとに商品タイトルを書き換えます。

ただしGoogle広告には「商品のタイトル」レポートがあり、AIが書き換えたタイトルと元のタイトルを並べて確認できます。ChatGPT広告側に同じようなレポートがあるかどうかは、現時点で確認できていません。

書き換えが起きること自体より、起きた結果を後から見られるかどうかのほうが実務では大きい差になります。

参考:ショッピングのAI最大化設定が管理画面に登場|AIが書き換えた商品タイトルを元タイトルと並べて検証できる

日本の案件で効いてくるところ

ここが筆者のいちばんの懸念です。

会話の文脈に合わせて見出しが書き換わるので、審査を通したコピーとは別の文が表示される可能性があります。事前に確認する手段がないため、広告主側で止められません。

健康食品、化粧品、医療機関、金融といった表現規制のある業種では、ここが直接のリスクになります。薬機法や景表法に触れる言い回しが生成されたとき、気づくのは表示されたあとです。

クライアントの法務を通している案件ほど、先に切っておくほうが安全だと考えています。

参照元:ChatGPT Ads rolls out AI text customization feature(Optimixed・2026年9月14日)

筆者はどうするか

案件の性質で分けています。

  • 表現規制のある業種(健康食品・化粧品・医療・金融など):オフにする
  • クライアントの法務チェックを通しているコピーを使っている:オフにする
  • 上のどちらでもなく、英語圏にも配信したい:オンのまま試す価値はある。翻訳版が自動で出るのは手間が減る

オフにするのはキャンペーン作成時のトグルです。既存のキャンペーンにも項目が増えているかどうかは、一度開いて確かめてください。まとめて切る方法が見当たらないので、本数が多い場合は1つずつになります。

参照元:ChatGPT向けの広告を作成する(OpenAI ヘルプ)

最後に

押さえるところは3つです。①見出しと説明文がAIに書き換わる ②事前の確認も承認もできない ③オフはキャンペーン単位

Google広告のAI Max、Metaのピクセル、そして今回。デフォルトでオン、事前確認なし、仕様は未公開という形が、媒体をまたいで続いています。広告主が中身を見られないまま配信される範囲が、少しずつ広がっています。

OpenAIのヘルプに説明が載ったら、改めて追記します。

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