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P-MAX動画拡張が生成AIによる補完方式にアップグレード|オプトアウト期限は9月4日

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注目のポイント

P-MAXの動画拡張機能がアップグレードされます。既存の「横向き動画を切り抜いて縦向き・スクエアに変換する」仕組みが、生成AIで不足部分を生成・補完する方式に進化します。キャンペーン設定の「拡張」チェックボックスはそのまま、裏側の変換技術が変わります。使用を希望しない場合は2026年9月4日までにオプトアウトが必要です。

今回のアップグレードで何が変わるのか?

P-MAXにはすでに「動画拡張」機能があります。キャンペーン設定の[アセットの最適化]→[動画]→[拡張]のチェックボックスをONにすると、横向き(16:9)の動画から縦向き(9:16)やスクエア(1:1)のバージョンを自動で作成する機能です。

今回変わるのは、この変換の仕組みです。

従来 アップグレード後
変換方法 元の動画を切り抜き(クロップ)して縦・スクエアに変換 生成AIで上下や左右の不足部分を生成・補完して変換
元の映像 切り抜くため左右(または上下)の映像が失われる 元の映像はそのまま残り、足りない部分をAIが埋める
設定画面 変更なし。同じ「拡張」チェックボックス

つまり、広告主側の操作は何も変わりません。「拡張」をONにしたときの裏側の変換技術が、切り抜きから生成AIによる補完にアップグレードされるということです。

参照元:P-MAX の動画の自動化について(Google 広告 ヘルプ)

具体的にどう変わるのか?——横動画→縦動画の場合

たとえば、16:9の横向き動画を9:16の縦動画に変換するケースを考えます。

従来は、横動画の中央部分を切り抜いて縦にしていました。当然、左右に映っていた要素は消えます。商品が画面端にあったり、テキストが左右に配置されていたりすると、切り抜き後に見切れてしまうリスクがありました。

今回のアップグレードでは、生成AIが元の映像を解析し、上下の不足部分を新たに生成して埋めます。元の映像をそのまま維持しつつ、足りないフレームをAIが補完するため、切り抜きによる情報の損失がなくなります。

Googleは「主要な要素は保持されるため、YouTubeの多彩なフォーマットを通じてメッセージが確実に伝達される」と説明しています。

オプトアウトの方法と期限

今回のアップグレードを使用したくない場合は、2026年9月4日までに以下のいずれかの方法でオプトアウトできます。

期限を過ぎると自動的に適用されます。

管理画面から動画拡張自体をオフにする方法

オプトアウトフォームとは別に、キャンペーン設定から動画拡張そのものを無効にすることもできます。

  • Google広告の管理画面で対象のP-MAXキャンペーンを開く
  • [キャンペーン設定]→[アセットの最適化]→[動画]
  • [拡張]のチェックボックスをオフにする

ただし、この方法では動画拡張のすべての機能(アスペクト比変換・短尺バージョン・ボイスオーバー)がまとめて無効になります。アスペクト比変換だけを無効にすることはできません。

対応が必要なケース・不要なケース

何もしなくてよいケース(大半の広告主)

  • すでに「拡張」をONにして運用している場合 → 自動的にアップグレードされるだけ
  • 横向き・縦向き・スクエアの3サイズを自社で入稿している場合 → 「不足しているアスペクト比」がないため影響なし

オプトアウトを検討すべきケース

  • ブランドガイドラインが厳しく、AIが生成した映像が含まれること自体がNGの場合
  • 動画の構図に明確な意図があり、AIによる補完で世界観が崩れるリスクがある場合

筆者の感覚では、大半の広告主はそのまま適用で問題ないでしょう。切り抜きよりも元の映像が保持される分、変換後の品質はむしろ改善されるはずです。ただし、生成AIが補完した映像が自社のブランドイメージに合わない可能性はゼロではないため、適用後にアセットレポートで生成された動画を確認しておくことをおすすめします。

最後に

今回のアップグレードは「動画拡張の変換方式が切り抜きから生成AI補完に変わる」というシンプルなアップデートです。設定画面やチェックボックスは変わらず、広告主側で新たな操作は不要です。

オプトアウトが必要なのは、AIが生成した映像を含むこと自体がブランドポリシー上許容できない場合くらいでしょう。期限は2026年9月4日です。

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