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Meta広告のバリュールールベータ版にオーディエンスラベルが追加|4カテゴリ別の入札調整が可能に

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注目のポイント

Meta広告のバリュールール(Value Rules)に、オーディエンスラベルによる入札調整機能がベータ版として追加されました。新規・エンゲージ済み・顧客・その他の4カテゴリに対して、セグメントごとに-90%〜+1,000%の入札倍率を設定できます。現時点では顧客リスト(CRMアップロード)のみ対応で、WebサイトCAは今後拡張予定です。

バリュールールのオーディエンスラベルとは?

2026年4月、Metaはバリュールールの対象を拡張し、カスタムオーディエンスに「ラベル」を付けてセグメントごとに入札調整ができるようになりました。

これまでのバリュールールは、年齢・性別・地域・デバイス・配置といった固定属性に対してのみ入札倍率を設定できましたが、今回のアップデートにより、広告主が自分で定義したオーディエンスセグメントに対しても調整が可能になります。

参照元:Meta Value Rules for Audiences Explained – Jon Loomer Digital(2026年4月21日)

4つのカテゴリとサブラベル

オーディエンスラベルは以下の4カテゴリに分かれています。現時点ではすべて顧客リスト(CRMアップロード)に対してのみラベル付与が可能です。

カテゴリ 説明 サブラベル
新規オーディエンス カスタムオーディエンスに含まれていないユーザー。自動判定のためラベル付与は不要。 なし(自動判定)
エンゲージ済みオーディエンス 興味・関心はあるがまだコンバージョンしていない潜在顧客 見込み顧客(Qualified Lead)、不適格リード(Disqualified Lead)、アプリインストーラー、トライアルユーザー、カート放棄者、その他エンゲージ済み
顧客 購入済みユーザー 高価値(High Value)、低価値(Low Value)、最近の購入者(Recent Purchaser)、離反リスク(At Risk)、休眠顧客(Disengaged)、全顧客(All Customers)
その他のオーディエンス 上記3カテゴリに該当しないユーザー。具体的なユースケースはMeta公式で明示されていない。 ペルソナ(Personas)

各カテゴリに対して、入札倍率を-90%〜+1,000%の範囲で設定できます。ただし±20〜30%から始めることが推奨されています。

今後の拡張予定

Jon Loomer氏の記事によると、今後Webサイトカスタムオーディエンス(URLベース)にもラベルが拡張される予定ですが、どのカテゴリに分類されるかは現時点で不明です。動画・ページ・リード広告のカスタムオーディエンスについては対応予定の言及はありません。

参照元:Meta Value Rules for Audiences Explained – Jon Loomer Digital(2026年4月21日)
参照元:About Audience Labels for Custom Audiences – Meta Business Help

広告運用者として感じること

この2つの機能を並べて見ると、筆者はAdvantage+にターゲティングの意思決定が戻ってきた、という印象を受けています。

Advantage+ではAndromeda(リトリーバルシステム)がクリエイティブ起点でオーディエンスを自動的に引っ張ってくるため、運用者が配信先を直接コントロールする手段が限られていました。その結果、「今すぐ購入する層」に配信が集中してしまうことがありました。

今回のオーディエンスラベルとCustomer Lifecycle Strategyは、この課題に対してMeta自身がレバーを運用者側に預けようとする姿勢の表れだと考えています。

筆者の運用経験では、バリュールールを使う場合はtCPAとの併用ができないため、一旦コンバージョン数の最大化に切り替えてから方向性を調整し、安定したらtCPAをかけ直すという流れが現実的だと思います。

最後に

バリュールールのオーディエンスラベルは、現時点では顧客リスト(CRMアップロード)のみ対応のベータ版です。WebサイトCAへの拡張は予定されていますが、時期は未定です。月間100コンバージョン以上のボリュームがあるセグメントでないとラベルの精度が出ないため、まずは十分なデータ量があるかどうかを確認してから導入を検討してください。

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