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Google広告「テキストの免責条項アセット」とは?|オークション時の品質を下げずにRSAへ免責事項を確実表示

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注目のポイント
Google広告のレスポンシブ検索広告(RSA)に、利用規約や免責事項を「確実に」表示できる新しいアセットタイプ「テキストの免責条項」が追加されました。従来は説明文1にピン留めすることで対応していましたが、広告の有効性スコアが下がるデメリットがありました。テキストの免責条項アセットなら有効性スコアに影響を与えず、AI Max(最終ページURLの拡張含む)との互換性も確保されています。金融・医療・法律など規制対応が必要な業種の広告運用者は必見です。

テキストの免責条項とは?

参照元:検索広告のテキストの免責条項について – Google 広告 ヘルプ

テキストの免責条項は、レスポンシブ検索広告(RSA)の説明文セクションに、利用規約・開示情報・免責事項などを「確実に」表示するための新しいアセットタイプです。

従来、規制遵守のために特定のテキストを広告に表示する場合は、説明文1にテキストをピン留めする方法が一般的でした。しかしこの方法には「広告の有効性スコアが下がる」という大きなデメリットがありました。

テキストの免責条項アセットを使えば、有効性スコアに影響を与えることなく、必要な免責事項を確実に表示できます。

テキストの免責条項の仕様

参照元:検索広告のテキストの免責条項について – Google 広告 ヘルプ

項目 内容
対象広告 レスポンシブ検索広告(RSA)
表示位置 説明文セクションの最初の有効なスペース
文字数制限 半角90文字(全角45文字)
有効性スコアへの影響 なし
AI Max対応 最終ページURLの拡張(FUE)、テキストのカスタマイズ(TC)に対応
利用要件 全広告主がグローバルで利用可能
作成タイミング キャンペーン作成後のみ(作成ワークフロー中は不可)

設定方法は?

参照元:検索広告のテキストの免責条項について – Google 広告 ヘルプ

テキストの免責条項は、キャンペーンを作成した後でのみ追加できます。キャンペーン作成ワークフローの中では設定できないため注意してください。

追加手順

・キャンペーンメニューの「アセット」に移動する
・プラスボタンをクリックし「テキストの免責条項」を選択する
・免責条項アセットを使用するキャンペーンを選択する
・「免責条項」の見出しの下にテキストを入力する(半角90文字 / 全角45文字以内)
・「保存」をクリックする

一時停止・削除手順

・キャンペーンメニューの「アセット」に移動する
・変更するアセットの横にあるチェックボックスをオンにする
・上部のバーで「一時停止」または「削除」をクリックする

免責条項アセットが削除または不承認になった場合は、固定された説明文1が配信されます。固定された説明文がない場合は、RSAの標準の説明文が配信されます。

説明文のピン留めとの違いは?

テキストの免責条項の最大の価値は、従来の「説明文1へのピン留め」と比較するとよくわかります。

比較項目 説明文1へのピン留め テキストの免責条項アセット
表示の確実性 ほぼ確実 確実(保証あり)
有効性スコアへの影響 スコアが下がる 影響なし
AI Max(FUE)との互換性 互換性あり 互換性あり
テキストカスタマイズとの互換性 固定されるため対象外 互換性あり
説明文1の扱い 固定した説明文が表示 免責条項が優先、ピン留めは無効化
不承認時の挙動 別の説明文が表示 固定説明文1 or 標準説明文が表示

有効性スコアに影響しないという点が最大のメリットです。ピン留めを使うと「説明文の多様性が低い」と判定されスコアが下がりますが、免責条項アセットならその心配がありません。

また、RSA(レスポンシブ検索広告)では説明文1にピン留めしていても、デバイスや広告フォーマットによっては説明文自体が表示されないケースがあります。Googleは説明文を0〜2本で出し分けるため、ピン留め=100%表示保証ではありません。一方、テキストの免責条項アセットはGoogleが表示を保証しており、常に説明文1の位置に免責事項が表示されます。規制対応の観点で、ピン留めよりも確実な手段です。

業種別の免責条項テキスト例

実際にどのような免責条項を設定すればよいのか、規制業種ごとの例を紹介します。いずれも全角45文字(半角90文字)以内で作成する必要があります。

コンタクトレンズ業種

参照元:日本コンタクトレンズ協会「コンタクトレンズの広告自主基準」(2021年6月改定)

コンタクトレンズは薬機法上「高度管理医療機器」に分類されます。日本コンタクトレンズ協会の広告自主基準では、すべての広告媒体において「高度管理医療機器であること」と「眼科医の指示に従い正しく使用すること」を明記するよう求めています。

免責条項の例:「コンタクトレンズは高度管理医療機器です。眼科医の指示に従い正しくお使いください。」(34文字)

テレビ・動画広告では「静止した明確な文字で明瞭に3秒以上」表示する規定がありますが、検索広告のテキスト免責条項アセットなら常時表示が保証されるため、確実にコンプライアンスを担保できます。

金融商品(FX・CFD)

参照元:金融商品およびサービス – Google 広告ポリシー ヘルプ

FX・CFD等のレバレッジ取引では、金融商品取引法に基づきリスク表示が義務付けられています。Google広告のポリシーでも、料金・手数料・リスクを「クリックやカーソルを合わせなくても、その場で明確にわかる」よう開示することが求められています。

免責条項の例:「FX取引はレバレッジにより損失が証拠金を上回る可能性があります。」(33文字)

医薬品・健康食品

薬機法により効能効果の表現が厳しく規制されている分野です。広告文でベネフィットを訴求しつつ、免責条項で注意喚起するバランスが重要です。

免責条項の例:「※効果には個人差があります。使用上の注意をよく読みご使用ください。」(32文字)

法律事務所・士業

弁護士広告は日本弁護士連合会の「弁護士の業務広告に関する規程」に従う必要があります。成果を保証するような表現は禁止されています。

免責条項の例:「弁護士費用は事案により異なります。まずはお気軽にご相談ください。」(31文字)

保険

保険業法により、誤認を招く表現の禁止や重要事項の表示が義務付けられています。

免責条項の例:「保険料は年齢・性別・健康状態等の条件により異なります。」(25文字)

不動産

不動産広告は宅建業法および不動産公正取引協議会の表示規約に従う必要があります。

免責条項の例:「※表示価格は税込です。別途諸費用がかかります。」(21文字)

留意事項

参照元:検索広告のテキストの免責条項について – Google 広告 ヘルプ

いくつか注意すべきポイントがあります。

説明文1のピン留めは無効化される

キャンペーンに承認済みの免責条項アセットがある場合、説明文1の位置に固定されたアセットは配信されません。つまり、免責条項アセットが常に説明文1の位置を占有し、ピン留めしていた説明文1は説明文2に移動するのではなく、そもそも配信対象外になります。説明文2の枠にはピン留めされていない他の説明文が自動的に選択されます。既存のピン留め設定がある場合は、免責条項アセット導入前に説明文の構成を見直してください。

RSA作成後にのみ設定可能

免責条項アセットは、レスポンシブ検索広告の作成後にのみ追加できます。キャンペーン作成時に同時には設定できないため、後から追加する必要があります。

まれに省略されるケースがある

ユーザー補助のためにフォントサイズが大きく設定されている場合や、一部の言語では文字数制限により免責条項アセットが省略(トランケート)されることがあります。ただしGoogleは「まれなケース」としています。

見出しが説明文に移動した場合

レスポンシブ検索広告の「柔軟性の向上」機能により見出しが説明文フィールドの先頭に移動した場合、免責条項アセットはその直後に表示されます。

広告運用者が注目すべきポイント(主観)

金融・医療・法律系で待望の機能

金融商品、医療サービス、法律事務所など、広告に免責事項の表示が法的に求められる業種にとって、この機能は非常に価値があります。これまでは説明文1のピン留めで対応するしかなく、有効性スコアの低下を甘んじて受け入れる必要がありました。

有効性スコアを犠牲にしなくて済む

最も注目すべきは「有効性スコアに影響しない」点です。Googleは有効性スコアが高い広告を配信面で優遇する傾向があるため、コンプライアンスとパフォーマンスを両立できるのは大きな進歩です。

AI Max時代の規制対応手段

AI Max(最終ページURLの拡張、テキストのカスタマイズ)を活用する場合、広告のテキストがAIにより自動的に変更される可能性があります。しかしテキストの免責条項アセットはAIによる自動生成の影響を受けず確実に表示されます。AIに任せる部分と、絶対に変えてはいけない部分を分離できる仕組みです。

最後に

テキストの免責条項は、一見地味な機能ですが、規制対応が必要な業種の広告運用者にとっては待望のアップデートです。

「説明文1にピン留めするしかない → 有効性スコアが下がる → でも法的に外せない」というジレンマが、この機能で解消されます。該当する業種のアカウントを運用している方は、既存のピン留め説明文を免責条項アセットに切り替えることを検討してみてください。

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