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Yahoo!検索の最上部に「ショッピング広告(SSA)」が登場|モール出店中の広告主はCVの流出に要注意

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注目のポイント

Yahoo!検索(LINEヤフー広告)で、検索連動型ショッピング広告(SSA)が検索結果の最上部に掲載されるようになりました。スマートフォン版は2026年3月10日に開始済み、PC・タブレット版は2026年8月5日から開始予定です。小売・EC業種の広告主にとって注意すべきは、Amazon・楽天市場・価格.comなどのモール系メディアが、出店ブランドの指名キーワードや型番でSSA枠にも出稿してくる点です。公式サイトのコンバージョンを守るために、この変更の影響を正しく理解しておく必要があります。

Yahoo!検索SSAが検索結果の最上部に掲載開始

Yahoo!検索の検索結果最上部に、検索連動型ショッピング広告(以下、SSA)の掲載が開始されました。SSAとは、商品フィードをもとに検索結果に表示されるショッピング広告で、商品名や型番など購買意図の高いキーワードで検索した際に表示されます。

スマートフォン版は2026年3月10日に開始済み、PC・タブレット版は2026年8月5日から開始予定です。

掲載対象の検索面は以下の通りです。

デバイス 掲載面 開始日
スマートフォン Yahoo!検索(ウェブ版)、Yahoo! JAPANアプリ 2026年3月10日(実施済み)
PC・タブレット Yahoo!検索(ウェブ版) 2026年8月5日(予定)

なお、SSAが検索結果の最上部に掲載される場合は、コマース検索モジュール内には掲載されません。掲載位置の変更によって配信傾向が変わる可能性があるため、レポートを確認のうえ、必要に応じて入札価格や予算の調整を検討してください。

参照元:検索連動型ショッピング広告の最上部掲載を開始 – LINEヤフー for Business(2026年7月29日更新)

モール出店中の広告主が直面する「枠の取り合い」問題

この変更で最も影響を受けるのは、小売・EC業種の広告主です。

筆者の運用経験上、Amazon・楽天市場・価格.comなどのモール系メディアは、出店しているブランドの指名キーワードや商品型番に対して容赦なく広告を出稿してきます。メディア側に配信停止を依頼しても、基本的に対応してもらえません。

SSA最上部掲載でSERPの構造はどう変わるか

これまでのYahoo!検索では、検索広告枠の中でモール系メディアと枠を争っている状態でした。しかしSSAが最上部に掲載されるようになったことで、検索結果ページ(SERP)の構造は以下のように変わります。

掲載順 広告種別 誰が出稿しているか
①最上部 SSA(検索連動型ショッピング広告) Amazon・楽天・価格.comなどモール系メディアが出稿
②上部〜中部 検索広告(テキスト広告) 公式サイト+Amazon・楽天も入札
③下部 オーガニック検索

つまり、ブランド指名や型番で検索された場合、検索広告より上のSSA枠にもモール系メディアの商品広告が表示されるようになったということです。

対策しないとCVが流出する

ここをしっかり対策しておかないと、本来公式サイトで獲得すべきコンバージョンがモール系メディアに流れてしまいます。検索広告でブランド指名を押さえていても、その上のSSA枠でモール系メディアに先に接触されてしまう可能性があるため、公式サイトでの獲得という目的が果たせなくなるリスクがあります。

現状でも検索広告でAmazonや楽天市場がブランド指名キーワードに入札してきている広告主は多いはずです。SSAの最上部掲載により、この枠争いがさらに一段階上に拡大したと考えてください。

Yahoo!オーガニック検索のクリック率はさらに低下する

SSAが最上部に掲載されることで、Yahoo!オーガニック検索の表示位置はこれまでよりさらに下がります。

SSA → 検索広告 → オーガニックという並びになるため、Yahoo!検索のオーガニック枠はますます画面の下に追いやられ、クリック率(CTR)の低下は避けられないでしょう。

もともとYahoo!検索はGoogleと比べてオーガニックの表示面積が限られる傾向にありましたが、SSAの最上部掲載でその傾向がさらに強まります。Yahoo!検索からのオーガニック流入に依存しているサイトは、検索広告やSSAへの出稿も含めた総合的な集客施策を検討する必要が出てくるかもしれません。

最後に

Yahoo!検索でSSA(検索連動型ショッピング広告)が最上部に掲載されるようになりました。スマートフォン版は3月に開始済み、PC・タブレット版は8月5日から開始予定です。

公式発表上はシンプルなアップデートに見えますが、小売・EC業種の広告主にとっては、Amazon・楽天市場・価格.comなどモール系メディアとの枠の取り合いがSSA枠にまで拡大するという意味で、かなりインパクトのある変更です。

配信傾向の変化をレポートで確認しつつ、入札価格や予算の調整を検討してください。そして何より、公式サイトのコンバージョンがモール系メディアに流出していないか、しっかりモニタリングすることをおすすめします。

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