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記事サマリー
この記事を読んでわかること
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- Google広告の動画ナレーション機能の特徴と使用条件
- 実際の導入手順と日本語音声の現状の課題
こんな方へオススメの記事
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- 動画広告のナレーション制作に予算をかけられない方
- Google広告で動画キャンペーンを始めようとしている方
この記事を実践するための準備
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- Google広告のアカウントとYouTubeチャンネルの連携
- アップロード用の140秒以内の動画素材
目次
動画キャンペーンにボイスオーバーを追加するとは!?
動画広告を作ったけど、ナレーションをどうしようか悩んでいませんか?声優を雇うのはコストがかかるし、自分で録音するのは品質に不安が…。そんなときに使えるのが、Google広告の新機能「ナレーション機能」です。
アップロードした動画に、AIが生成する自然な音声ナレーションを無料で追加できます。既存のBGMを活かしながら、商品の説明や使い方をより分かりやすく伝えられるようになりました。
対応言語は英語(米国・英国・インド・オーストラリア)、ヒンディー語、フランス語、スペイン語、インドネシア語、マレーシア語、標準中国語、フィリピン語、韓国語、スウェーデン語の13言語です。英語は7種類の音声タイプから選べますが、その他の言語は2種類の音声が用意されています。各ナレーションは150文字まで入力可能で、1つの動画に最大5つまで追加できます。動画の長さは140秒までという制限があります。
ボイスオーバーを入れてみたがイマイチなナレーションに
ナレーション機能を使って実際に動画を作成してみましたが、現状の日本語音声にはまだ改善の余地がありそうです。
文章を読み上げる際の抑揚が不自然で、機械的な印象を受けます。句読点の位置で不自然な間が空いてしまうこともあり、聞き取りにくい箇所も。とはいえ、英語版の音声がどの程度自然なのか気になるところです。ただ、日本語のビジネス動画を作る上では、まだ不自然すぎます。
ボイスオーバーを入れる手順
- Google広告の管理画面のツールアイコン →「共有ライブラリ」→「アセットライブラリ」を選択
- 「ナレーションを追加」をクリック →ソース動画(140秒以内)を選択
- 「動画を加工」をクリック
- ナレーションテキストを入力(5つまで、各150文字以内)
- 音声タイプと言語を選択
- 動画とナレーションの音量を調整
- プレビューで確認後、「動画を作成」をクリック
- タイトルを入力し、「動画をアップロード」をクリックしてYouTubeチャンネルに保存
実際の管理画面のイメージはこちらです。
動画の声入れならお任せ
最後に宣伝かと思うかもですが、宣伝です。
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最後に
Google広告のナレーション機能は、広告動画制作の第一歩として評価できます。ただし、日本語の自然さや抑揚など、改善の余地は多分にあります。完璧な動画制作のために、Google広告のナレーション機能だけでなく、他のツールも組み合わせることをお勧めします。将来的にはAI技術の進化により、より自然な音声生成が期待できるでしょう。新機能を試してみつつ、用途に応じて使い分けていくのがベストかもしれません。
Web業界にて20年以上、大手から中堅代理店の顧問を請負。デジタルマーケティングを中心に、主に広告関係の教育や研修、コンペの相談に乗っています。またSEMのお役立ちツールもスクラッチで開発。現在も電通グループの顧問、Shirofuneのアルゴリズム作成補助など担当しています。皆さまに心から信頼されるパートナーであり続けるために日々研鑽しております。皆様に直接お会いし、お話しできる機会がありましたら、SEMの運用コンサルから無料相談まで、ぜひお気軽にお声がけください。