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P-MAXと検索広告を駆使したMAX MAGICのキーワード戦略

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記事サマリー

この記事を読んでわかること

    • P-MAXと検索広告を組み合わせたMAX MAGICの効果的な活用方法
    • オーディエンスシグナルと検索テーマを用いたP-MAXのターゲティング戦略

こんな方へオススメの記事

    • Google広告のパフォーマンスを向上させたい広告運用者

この記事を実践するための準備

    • Google広告アカウントでP-MAXと検索広告キャンペーンを運用していること
    • ターゲット層(潜在層、準顕在層、顕在層)を明確にしたキーワードリスト

 

MAX MAGICのおさらい

Google広告で最も効果的なパワーペアの組み合わせは、P-MAXと検索広告のセットです。この二つを上手く活用することで、広告効果を最大化する手法をMAX MAGICと言います。方法については以下3つです。

  1. P-MAXと検索広告のキャンペーンを並行して運用する
  2. P-MAXで効果的だった検索クエリを検索広告に追加する
  3. P-MAXの新規向け入札機能を活用してリーチを拡大する

今回は、P-MAXと検索広告でのキーワード戦略のお話をします。MAX MAGICはこちらを参照してください。

Google検索広告とP-MAXで獲得の最大化をする「MaxMagic」とは!?

P-MAXの新規顧客入札((New Customer Acquisition))は、既存顧客をリスト指定することによって、それ以外の新規顧客のみをターゲットにして配信する手法です。詳しくはこちらです。

【新規ユーザー獲得戦略】Google広告の新規向けP-MAXを徹底解説

 

P-MAXのターゲティングは「オーディエンスシグナル」と「検索テーマ」を目安にする

検索広告は、主にキーワードと広告テキストがトリガーとなりますが、P-MAXの場合は「オーディエンスシグナル」と「検索テーマ」がターゲティングの目安となります。

検索テーマを指定しておくと、Google の検索データに基づいて、コンバージョンに至る可能性が高いユーザーが検知されます。その際、より良い結果が出るようにするため、ビジネスと目標に関する情報も併せて使用されます。どのテーマを指定するかは、チャネル全域でどのユーザーに広告を表示するかに影響します。

参照:P-MAX キャンペーンの検索テーマについて(ベータ版)

 

オーディエンス シグナルを使用して入力された情報を組み合わせる P-MAX では、予想外の新規顧客セグメントが見つかることがあります。

P-MAX キャンペーンにオーディエンス シグナルを追加すると、Google AI が強化されます。

参照:P-MAX キャンペーンについて

P-MAXでは、最大25個まで設定可能な「検索テーマ」を活用し、コンバージョン確率の高いユーザーを特定します。さらに、「オーディエンスシグナル」の設定により、AIの学習効率を向上させ、より効果的な広告配信を実現します。これらの要素を組み合わせることで、P-MAXの性能を最大限に引き出すことができます。

 

ターゲット層を明確にしてキーワード戦略を考えてみる

潜在層、準顕在層、顕在層でキーワードの棲み分けを作ってから、検索広告のキーワードやP-MAXの検索テーマに入稿をしてください。

検索広告に入稿するキーワードと、P-MAXに設定する検索テーマを適切に棲み分けることで、効果的なターゲティングが可能になります。P-MAXでは検索クエリごとのCPAや費用を直接確認できないため、MAX MAGICの手法を活用することで、マーケティングの再現性を高めることができます。これは非常に有効なアプローチです。

 

最後に

P-MAXと検索広告を組み合わせたMAX MAGICは、Google広告の効果を最大化する強力な戦略です。適切なキーワード戦略と検索テーマの設定により、潜在層から顕在層まで幅広いユーザーにリーチできます。この手法を活用し、効果的な広告運用を目指しましょう。

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