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「元のコンバージョン値」がサイレント追加。NCAや値のルール使ってない人は無視してOK

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記事サマリー

この記事を読んでわかること

    • 「元のコンバージョン値」とは何か、確認すべき人の条件がわかる

こんな方へオススメの記事

    • NCAやバリュールールを設定しているGoogle広告運用者

この記事を実践するための準備

    • Google広告の管理画面でカラムを追加できる権限があればOK

Google広告の「元のコンバージョン値」とは?使ってない人は気にしなくてOK

Google広告の管理画面に「元のコンバージョン値」という指標がサイレントで追加されていました。これは何かというと、コンバージョン値ルールやNCA(新規顧客獲得目標)で上乗せされた分を差し引いた、本当の売上金額を表示する指標です。本当の売上金額とはサンクスページで取得している実際に表示されている購入金額のことです。

公式ヘルプにはこう書かれています。

Original conversion value: コンバージョン値ルールやライフサイクル目標の調整が適用される前の、調整されていない値を表示します。
参照:ライフサイクル目標キャンペーンを測定する

ただし、これは値のルールやNCA(新規顧客の獲得目標)を設定している人向けの指標です。設定していない人は「コンバージョン値」と「元のコンバージョン値」が同じ数字になるので、特に気にする必要はありません。

 

P-MAXのNCAや値のルールを使うと、ROASが勝手に盛られる仕組み

 

なぜこの「元のコンバージョン値」が必要なのかについて説明をします。

例えば、サンクスページで実際に発生した売上が10,000円だったとします。でもNCA(新規顧客の獲得目標)で「新規顧客には+6,000円の価値がある」と設定していると、管理画面の「コンバージョン値」には16,000円と表示されます。

【新規ユーザー獲得戦略】Google広告の新規向けP-MAXを徹底解説

同様に、バリュールール(コンバージョン値のルール)で「東京からの顧客は1.5倍」と設定していれば、10,000円が15,000円として計上されます。

参照:コンバージョン値のルールについて

これらはSmart Biddingに「この顧客は価値が高いからもっと入札しろ」と伝えるための仕組みなので、設定自体は意味があります。ただ問題は、この上乗せされた金額でROASが計算されるということ。「ROAS 500%出てる!」と思っていても、実際の売上ベースで計算すると300%だった、なんてことが起こりえます。今まではそれを確認するのが面倒でしたが、「元のコンバージョン値」を見れば一発でわかるようになりました。

最後に

こうやってサイレントアップデートで追加される機能って、正直ろくなことがないことが多いんですが、今回に関してはあまり気にしなくて大丈夫です。そもそもバリュールールやライフサイクル目標を使っている人がほとんどいないので。ちなみにMeta広告でも「値のルール(Value Rules)」という似たような機能があって、特定の地域やオーディエンスに対して入札を強化する使い方が流行っています。

ただ、自分はこういうやり方は取っていません。Google広告は自動入札の精度が十分に高いので、わざわざ手動でルールを設定する必要がないからです。それよりも気をつけてほしいのは、NCA(新規顧客の獲得目標)。媒体側は「推奨!!!」と推してきますが、実はこれを有効にすると、新規顧客に対してプラスいくらかが自動で上乗せされた状態でROASが計算されます。

見かけ上の数字が良くなるので「効果出てる!」と思いがちですが、実際の売上は変わっていません。そこは注意してください。

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