この記事は3分で読むことができます。
記事サマリー
この記事を読んでわかること
-
- 広告業界におけるSNSの影響力と、発言が広告主からの信頼に直結する理由
こんな方へオススメの記事
-
- SNSでの情報発信を通じて、広告業界でのキャリアを築きたい若手の方
この記事を実践するための準備
-
- SNSアカウントの実名登録と、プロフェッショナルとしての自己紹介文の作成
目次
デジタル広告業界のSNS利用について考える
広告業界におけるSNSの利用をしていると思います、情報収集や知らない知識を得るのに役に立ちますよね。しかし、SNSでの発言は、広告主の目に触れています。攻撃的な言葉や配慮に欠ける発言は、私たちの仕事への信頼を損なう可能性があります。
実際の仕事の質を重視せず、SNSでの存在感だけを追求する人がいますが、それは本末転倒です。SNSは情報共有の場であり、建設的な対話の場であるべきです。実名で責任ある発言を心がけ、業界全体の発展に寄与する情報発信を目指しましょう。
なぜSNSでの言動が重要なのか
広告業界において、SNSでの発言は私たちの仕事への姿勢を如実に表します。広告主の方々は常にSNSを見ており、代理店選びの重要な判断材料としています。
攻撃的な言葉を使ったり、他社への配慮に欠ける発言をする人に対して、広告主は「この人に仕事を任せて大丈夫だろうか」と不安を感じます。それは、SNSでの言動が、その人のプロフェッショナルとしての判断力や適性を表しているからです。
私たちは、SNSが単なる個人の表現の場ではなく、ビジネスにも直結する重要なコミュニケーション手段であることを忘れてはいけません。
「老害」の本質について
「老害」という言葉がよく使われますが、これは年齢の問題ではありません。本質的には、自分の経験や価値観だけを基準に、相手の話を聞かずに一方的に物事を決めつける態度のことです。たとえば、Meta広告で「ピクセルタグは必ず埋め込むべき」という意見。しかし、コンバージョンポイントが浅くコンバージョン率の高い商材と、引きの強いクリエイティブ案件では、必ずしもそうとは限りません。経験の幅が違えば、見方も変わってくるのです。
SNSでの批判的な発言の背景
SNSで強い口調の批判を繰り返す人々には、共通する特徴があります。まず目立つのは、そうした人々の時間の使い方です。良質な仕事を十分に抱えている人には、SNSで批判的な発言を繰り返す暇などないはずです。
次に気になるのは、その強い自己顕示欲です。他者を批判することで自分の存在をアピールしようとする傾向が見られます。そして最も問題なのは、実際の仕事での成果よりも、SNSでの存在感を重視していることです。本来、私たちの価値は実務での成果で測られるべきなのです。
建設的なSNS利用のために
広告業界において、SNSは重要なコミュニケーションツールとなっています。しかし、その使い方一つで、私たちの評価は大きく変わります。実名で責任ある発言をし、批判よりも建設的な議論を心がけることが大切です。
時には異なる意見や新しい手法に出会うこともあるでしょう。そんな時こそ、相手の立場や状況を考慮し、学ぶ姿勢を持つことが重要です。SNSは、業界全体の発展と、自身の成長のために活用していきたいものです。
Web業界にて20年以上、大手から中堅代理店の顧問を請負。デジタルマーケティングを中心に、主に広告関係の教育や研修、コンペの相談に乗っています。またSEMのお役立ちツールもスクラッチで開発。現在も電通グループの顧問、Shirofuneのアルゴリズム作成補助など担当しています。皆さまに心から信頼されるパートナーであり続けるために日々研鑽しております。皆様に直接お会いし、お話しできる機会がありましたら、SEMの運用コンサルから無料相談まで、ぜひお気軽にお声がけください。
