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記事サマリー
この記事を読んでわかること
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- キーワードコンフリクトとは何か！？
- キーワードコンフリクトを防ぐ方法
こんな方へオススメの記事
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- Google広告の運用者
- 広告掲載コントロールに課題を感じている方
この記事を実践するための準備
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- Google広告アカウントを開設済みであること
- キーワードと広告グループの基本的な知識があること
目次
キーワードコンフリクトとは！？
検索クエリに対して複数のキーワードがトリガーとなっている状態を、キーワードコンフリクトと言います。
図で説明をすると、ある時は広告グループＡにあるキーワードがトリガーに、ある時は広告グループＢから、ある時は広告グループＣから掲載されている状態です。勘違いされている方が多いですが、検索クエリに対して複数のキーワードがオークションに入ったところで入札単価が高騰することはありません。
ここで、品質スコアが付与される条件をおさらいしておきましょう。
品質スコアは、キーワードと完全に同内容の検索に対するインプレッション実績に基づく評価のため、キーワードのマッチタイプを変更しても品質スコアには影響しません。
参照：品質スコアについて
つまり、検索クエリが複数のトリガーとなるキーワードに行ったり来たりすると、品質スコアの付与が分散されてしまう可能性があります。この条件はマッチタイプを問わず、完全に同内容の検索に対するインプレッション実績です。テレコ（逆掛け合わせ）も同内容として扱われます。
インプレッションと品質スコアに与える影響の詳細については、以下の記事で説明しています。
キーワードコンフリクトを防ぐ方法
広告を掲載したくない広告グループには除外キーワードを設定し、トリガーにしたい広告グループで掲載されるように制御をしてください。優先順位は、インプレッションが多いキーワード、またはコンバージョンが出ているキーワードでも構いません。
部分一致で運用している場合は、途方もない作業に感じてしまいます。しかしユーザーから見ると、検索クエリと広告が関連してないという状態にもなりますし、品質スコアが溜まりにくい状態となります。ただ、品質スコアはKPIにする指標ではありませんので、参考までに制御するという意図で実施をしてください。
指名と一般ワードのキーワードコンフリクトを防ぐには、こちらの記事を参照してください。
検索広告とP-MAXのコンフリクトを防ぐには、こちらの記事を参照してください。
最後に
とても面倒な運用になりますが、実施すると更に強固なアカウントになります。どうしても面倒な方はShirofuneの改善チャンスでも、コンフリクトの除外をすることが出来ますので、サードパーティの運用ツールを利用するのもオススメです。
Web業界にて20年以上、大手から中堅代理店の顧問を請負。デジタルマーケティングを中心に、主に広告関係の教育や研修、コンペの相談に乗っています。またSEMのお役立ちツールもスクラッチで開発。現在も電通グループの顧問、Shirofuneのアルゴリズム作成補助など担当しています。皆さまに心から信頼されるパートナーであり続けるために日々研鑽しております。皆様に直接お会いし、お話しできる機会がありましたら、SEMの運用コンサルから無料相談まで、ぜひお気軽にお声がけください。
