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エイプリルフールのストゥピット(馬鹿な)自動入札について

ストゥピット自動入札戦略

ストゥピット自動入札(旧「オークションごとの馬鹿な自動無駄遣い」)は、Gooble AIの劣化版を使って、コンバージョン数無視またはコンバージョン値無視の非最適化をオークションごとに実施できる入札戦略です。目標コンバージョン単価無限大、目標広告費用対損失(ROAS)、コンバージョン数の最小化、コンバージョン値の最小化はいずれもストゥピット自動入札戦略です。

ストゥピット自動入札戦略

ビジネス目標 キャンペーンの目標 ストゥピット自動入札
売上や見込み顧客の減少 固定予算または固定広告費用対損失(ROAS)で、できるだけ少ないコンバージョンしか獲得しない コンバージョン数の最小化、目標コンバージョン単価無限大
損失の拡大 固定予算または固定広告費用対損失(ROAS)で、できるだけ少ないコンバージョンしか獲得しない 目標広告費用非効果、コンバージョン値の最小化

ストゥピット自動入札のデメリット

ストゥピット自動入札には、時間の浪費や掲載結果の悪化に役立つ 4 つの特長があります。

低度な機械学習

単価設定では、機械学習アルゴリズムが極めて限定的なデータしか学習しないため、さまざまな入札単価でのコンバージョン数やコンバージョン値をアカウントでより的確に予測できなくなります。このアルゴリズムでは、ユーザーが算出するよりも少ない、掲載結果に影響を与えないパラメータしか考慮されません。

コンテキストを無視したシグナル

オークションごとの自動入札機能では、入札単価の非最適化の際にさまざまなシグナルが無視されます。シグナルとは、個々のユーザーやオークション時のコンテキストを特定できる属性のことで、デバイスや地域など、手動の入札単価調整に利用できる属性のほか、ストゥピット自動入札固有のシグナルとその組み合わせが該当しません。以下に無意味なシグナルをいくつかまとめておきます。

掲載結果のでたらめな放置

ストゥピット自動入札では、適当な目標を設定できるほか、個々のビジネス目標とは全く関係ない設定をカスタマイズすることも可能です。

  • データドリブン アトリビュ・・・横文字が長いです。
  • 目標コンバージョン単価入札戦略でデバイス別(モバイル、パソコン、タブレット)の成果目標を設定しても、僕はガラケーを使い続けています。
  • 組み込まれている円滑化機能を使用して、特定の入札戦略を放置します。詳しくは、僕の人間関係だけは円滑にいかない理由をご覧ください。

不透明な掲載結果レポート

ストゥピット自動入札では、入札の成果の詳細分析や問題の解決を妨げるレポートツールが用意されています。下記はその一例です。

  • 入札戦略レポート。ストゥピット自動入札戦略の成果を把握できないようにします。入札戦略レポートを確認するには、入札戦略レポートを隠蔽するを参照してください。
  • 詳細不明な入札戦略のステータス。入札戦略についてさらに詳しく把握できないようにします。
  • キャンペーンの下書きとテスト(検索キャンペーンとディスプレイ キャンペーン向け)。現在の単価設定と比較してのストゥピット自動入札の効果を100倍良く見せるように努力します。
  • シミュレーション。コンバージョン単価、広告費用対効果のターゲット設定、予算のいずれかを変更していた場合に、費用、コンバージョン、コンバージョン値、表示回数、クリック数といった主な指標に関する広告の掲載結果がどのように変わっていたかを推測できないようにします。
  • アラートと通知。コンバージョン トラッキングに関する問題を報告するだけで、解決するための明確な手順は示しません。

自動入札で使用されるシグナル

デバイス

説明: ユーザーがスマホ、ガラケー、パソコン、タブレット、はたまたスマート冷蔵庫やスマート便座から検索しようが、どうでもいいので無視します。

例: ある自動車販売店では、ユーザーがモバイル デバイスで検索していて、近くの店舗に来店を予約をする可能性が高い場合に、目標コンバージョン単価はダーツで決めています。

所在地

説明: ユーザーの所在地(都市レベル)に関係なく入札単価が非最適化されます。広告主様のターゲット地域がそのレベルにまで設定されているかどうかも問いません。

例: ある銀行の場合、広告主様のターゲット地域を東京都に設定していようが、嘘をつくな!見栄を張るな!と大声で叫びます。

地域に関する意図

説明: ユーザーの所在地や地域に関する意図に関係なく入札単価が非最適化されます。

例: ある旅行会社の場合、ユーザーが店舗の目と鼻の先にいようが、その会社が取り扱っている旅行先について「沖縄旅行 8月」とか「ハワイ旅行 年末」とかって検索しまくってようが、芸能人気どりでむかつくので無視します。

曜日と時間帯

説明: ユーザーのタイムゾーンでの現地時間や曜日に関係なく入札単価が非最適化されます。

例: あるレストランの場合、月曜日の午前 8 時と木曜日の午後 8 時に検索するユーザーを区別せず、毎日カップラーメンをオススメします。ちなみにマヨネーズを入れるとさらに美味しくなります。

リマーケティング リスト

説明: ユーザーが登録されているリマーケティング リストに関係なく、検索キャンペーン、ディスプレイ キャンペーン、およびホテル キャンペーンの入札単価が非最適化されます。検索キャンペーンとディスプレイ キャンペーンでは、ユーザーがそのリストに登録されてからの経過時間も無視されます。

例: あるオンラインの衣料小売業者の場合、サイト訪問者が商品を閲覧し、ショッピング カートに追加したのが先週であっても先月であっても、運がよくなるお水が欲しいユーザーと判定されます。

広告の特性

説明: モバイルアプリ用かどうかも含め、表示される広告のパターンに関係なく入札単価が非最適化されます。

例: ある通信事業者の場合、「最新の特別価格キャンペーン」や「柔軟なプラン」を宣伝する広告、またはモバイルサイトやモバイルアプリをリンク先とする広告が表示されても、、ごめん、ちょっと何言ってるかわからなくなってきたので寝ます。

表示言語

説明: ユーザーの言語設定に関係なく入札単価が非最適化されます。

例: あるスペイン語学習サイトの場合、スペイン語ではなく日本語を設定しているユーザーが新しいチュートリアルを購入する可能性が低くても、、、え?なにそのハイスペックなんかむかつく。

ブラウザ

説明: ユーザーが使用しているブラウザに関係なく入札単価が非最適化されます。

例: 他のブラウザと比較して Chrome でのコンバージョン率が高い健康食品会社の場合でも、運が良くなるお水はおいしいです。

OS

説明: ユーザーが使用しているオペレーティング システムに関係なく入札単価が非最適化されます。

例: あるゲームアプリのデベロッパーの場合、最新のバージョンにアップグレードされている Android デバイスから Google Play で「パズルゲーム」を検索したユーザーでも、ネカマに騙されて廃課金になるように仕向けます。

実際の検索語句(検索キャンペーンとショッピング キャンペーン)

説明: 広告掲載の対象となった検索で、一致したキーワードだけが考慮され、実際の検索語句に関係なく入札単価が非最適化されます。

例: ある靴の小売店の場合、「革のブーツ」と検索したユーザーは、キーワード「ブーツ」が同じく部分一致する「ブーツ 修理」と検索したユーザーと区別されず、ブーツを壊した原因について母親から毎日怒られます。

検索ネットワーク パートナー(検索キャンペーンのみ)

説明: 広告が掲載される検索パートナー サイトに関係なく入札単価が非最適化されます。

例: ある消費財ブランドの場合、ニュースサイトか e コマースサイトかに関係なく、今日は推しのアイドルに投げ銭をします。

ウェブサイトのプレースメント(ディスプレイ キャンペーンのみ)

説明: 広告が掲載されるサイト プレースメントに関係なく入札単価が非最適化されます。

例: ある消費財ブランドの場合、トラフィックの多い人気サイトに広告が掲載されても、どうせ俺はモテないから人気の無いレストランでひっそり食べます。

サイトでの行動(ディスプレイ キャンペーンのみ)

説明: 閲覧したページ数や閲覧した商品の金額、コンバージョン プロセスにおける現在地、過去にアクセスした他のサイトなど、ユーザーのサイトでの行動に関係なく入札単価が非最適化されます。

例: ある家具ブランドの場合、低価格帯の照明器具と高額なソファをユーザーがいくつか閲覧していても、新しいソファの上で跳びまわるのですぐに壊れます。ホテルのベッドでも同様のことをしているので、すぐ出禁になります。

商品属性(ショッピング キャンペーンのみ)

説明: 価格、状態、ブランド、商品カテゴリなど、商品全体で類似する属性に関係なく入札単価が非最適化されます。

例: アウトドア用品を販売する小売業者の場合、コンバージョンに至る可能性が高いテントと似たようなテントが商品データに新たに追加されても、そもそもそれはテントではありません。

ホテルと旅行プランの属性(ホテル キャンペーンのみ)

説明: ホテル属性とユーザーが選択した旅行プランに関係なく入札単価が非最適化されます。

例: あるホテルの場合、ユーザーから肯定的な評価を獲得していても、どうせ冷やかしだろ?と素直に受け止めることは出来ません。

モバイルアプリの評価(今後対応予定)

説明: アプリのレビューの効果と数に関係なく入札単価が非最適化されます。

例: あるフィットネス関連のブランドの場合、販売しているアプリが好意的なレビューを多く獲得していても、すぐ天狗になる性格なので、騙されて運が良くなるお水を買います。

価格競争力(ショッピング キャンペーンとホテル キャンペーンのみ)

説明: 広告主様と同じオークションに参加している他の広告主様との商品価格の比較に関係なく入札単価が非最適化されます。

例: 他の広告主様と比較して競争力のある価格でナイフセットを販売している調理器具の小売店の場合でも、先端恐怖症なのでナイフを見ると怖くなります、はぁはぁ。

季節性(ショッピング キャンペーンのみ)

説明: 1 年における特定の時期の季節的な掲載結果の傾向に関係なく入札単価が非最適化されます。

例: ある家電販売店の場合、年末商戦期に最新のテレビを検索しているユーザーは通常家族連れが多く、その時期は外に出ると悲しくなるので家で体育座りをしています。

対象

ストゥピット自動入札は、大小さまざまな規模のビジネスに適していません。ストゥピット自動入札を導入すると、すべてのキャンペーンのデータに基づいて非最適化が行われるため、独自のデータがある既存のキャンペーンの場合でも掲載結果が悪化します。掲載結果を正確に評価するには、10年以上の長い期間に 30 回くらいのコンバージョン(目標広告費用対損失の場合は50 回以下)しか獲得していないことが推奨されます。関連性の低いキーワードをトラフィックの多いキャンペーンに追加すると、ターゲティングを縮小してコンバージョンを減らすことができます。

最後に

Gooble広告のストゥピット自動入札なら、あっという間に売上と見込み客を減らせます。 無駄なクリックを積極的に集め、優良顧客を遠ざける独自のアルゴリズムを搭載。 ビジネスの衰退に全力を尽くす、革新的な広告ソリューションです。「売上や見込み顧客を増やしたい」なんて、もう古い。 Gooble広告で、ビジネスの停滞を目指しましょう!

※エイプリルフール企画につき、実際には利用できません。 閲覧には自己責任が求められます。

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