リーチとフリークエンシーレポートが新しくなっていたので記事に致します。まずは言葉の定義から記載致します。
- ユニークユーザー数・・・広告が表示されたユニークユーザー数
- 頻度・・・1ユーザーに対して広告が表示された回数
上記指標に対して、「クリック数」「クリック率」「コンバージョン数」「コンバージョン率」の指標が見られます。先日リマーケティングリストのリストのサイズが見られるようになりました。
ざっくりとですがリストUU数に対するユーザーリーチ数がわかります。媒体側はよくリーチ数という言葉を言います。
「リストUU数>UUに対するリーチ数>クリック数」
本日、ディスプレイ広告に詳しい方と少しお話をしたら、フリークエンシーについて着目したいという話になりました。リターゲティング広告のKSFは「リーセンシー」以前記事にしましたが、リスト化されてからの経過日数になります。
ですが、追跡広告以外についてはフリークエンシーがとても重要になります。1ユーザーに数回見せただけで流入したユーザーの方が、確実に高いのは「引上げ率」です。
引上げ率とは、初回サンプル購入から直本品への転換率になります。それぞれの業界で引上げ率は変わって来ますが、30%ほどだとかなり高い指標になり、10%ほどだと低い数値になります。
実データは残念ながらお見せは出来ないですが、DSPなどでフリークエンシーを7回にして、CPMを1円以下で掲載すると引上げ率の高いコンバージョンが獲得出来ます。ユーザーに何回も広告を見せて育てることも重要ですが、直感でクリックして流入してくれたユーザーなので引上げ率が高いのでしょう。
タイトルに有ります通り、Yahoo!ユーザーには引上げ率の高いユーザーが沢山眠ってます、媒体の特性なのでしょう。YDNのその他の広告などフリークエンシーの設定が出来れば、かなり効果の良い広告になるのではないでしょうか?期待しております。
なかなか、CPC課金で運用したことがある方には、受け入れにくいかもしれません。リマーケ以外のディスプレイネットワークにはフリークエンシーレポートを見ることを、頭の片隅に入れて頂けると嬉しいです。