GoogleAnalyticsの参照元レポートを見ると、ノーリファラ(Direct)経由のコンバージョン率が高いことが分かると思います。このノーリファラの条件なのですが、以下になります。
- アドレスバーに直接入力した場合
- ブラウザのブックマーク(お気に入り)からサイトに訪問した場合
- ブラウザからの閲覧履歴から訪問した場合
- メーラーなどアプリケーション内のリンクからサイトに訪問した場合
- ブラウザの設定で参照元情報を残さない設定にした場合
- セキュリティソフトで参照元情報を送信しない設定にした場合
- metaタグによるリダイレクトした場合
- httpsページからhttpページへの訪問した場合
- Flashコンテンツ内のリンク機能でサイトに訪問した場合
- スマホアプリから訪問した場合
- QRコードから訪問した場合
理由は複数あるのですが、母数として多いのが2番のブックマーク経由になります。だからコンバージョン率が高いのですね。ノーリファラは、平均でサイト全体の2~3割占めてます。
では、このノーリファラを、リマーケティングのリストに出来ないかということですが。Googleリマーケティングなら可能なんです。
設定は、「共有ライブラリ」⇒「ユーザーリスト」⇒「新しいリーマーケティングリスト」へ行きます。
見ると不思議に思うかもしれませんが、以下のキャプチャを見て頂くとわかりやすいと思います。
「参照元URL」を「次と等しい」「(スペースも何も入れない)」に設定すれば完了です。
ちゃんとリスト数も表示されていて、GAのノーリファラの数値を過去30日と比べても、精緻になっておりました。参照元リターゲティング/RLSAは、まだまだ発展性があります。前回記事で取り上げました、Socialの除外設定と合わせて活用してみてください。
同じくYDNリターゲティングでも、少しタグを工夫すれば同じことが可能ですが、それはまだ秘密です。