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Adwordsリマーケティングでノーリファラをターゲットにする方法

GoogleAnalyticsの参照元レポートを見ると、ノーリファラ(Direct)経由のコンバージョン率が高いことが分かると思います。このノーリファラの条件なのですが、以下になります。

  1. アドレスバーに直接入力した場合
  2. ブラウザのブックマーク(お気に入り)からサイトに訪問した場合
  3. ブラウザからの閲覧履歴から訪問した場合
  4. メーラーなどアプリケーション内のリンクからサイトに訪問した場合
  5. ブラウザの設定で参照元情報を残さない設定にした場合
  6. セキュリティソフトで参照元情報を送信しない設定にした場合
  7. metaタグによるリダイレクトした場合
  8. httpsページからhttpページへの訪問した場合
  9. Flashコンテンツ内のリンク機能でサイトに訪問した場合
  10. スマホアプリから訪問した場合
  11. QRコードから訪問した場合

理由は複数あるのですが、母数として多いのが2番のブックマーク経由になります。だからコンバージョン率が高いのですね。ノーリファラは、平均でサイト全体の2~3割占めてます。

では、このノーリファラを、リマーケティングのリストに出来ないかということですが。Googleリマーケティングなら可能なんです。

設定は、「共有ライブラリ」⇒「ユーザーリスト」⇒「新しいリーマーケティングリスト」へ行きます。

ノーリファラによるリターゲティン設計|石黒堂

見ると不思議に思うかもしれませんが、以下のキャプチャを見て頂くとわかりやすいと思います。

ノーリファラによるリターゲティン設計|石黒堂

参照元URL」を「次と等しい」「(スペースも何も入れない)」に設定すれば完了です。

ちゃんとリスト数も表示されていて、GAのノーリファラの数値を過去30日と比べても、精緻になっておりました。参照元リターゲティング/RLSAは、まだまだ発展性があります。前回記事で取り上げました、Socialの除外設定と合わせて活用してみてください。

同じくYDNリターゲティングでも、少しタグを工夫すれば同じことが可能ですが、それはまだ秘密です。

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