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2025年9月の広告業売上高、8,806億円で前年同月比12.0%増と大幅プラス成長

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注目のポイント

総務省統計局の「サービス産業動態統計調査」によると、2025年9月の広告業売上高は8,806億円で前年同月比12.0%増と大幅成長を記録しました。8月に7ヶ月ぶりのマイナス成長(-0.6%)となった後、9月は一転して2025年で最も高い伸び率を達成。前月比でも約1,299億円増加し、夏季休暇後の需要回復と年度下半期に向けたキャンペーン投資の本格化が背景にあります。2025年1-9月累計は7兆3,078億円で前年同期比5.3%増、月平均8,120億円と高水準を維持。9月は3月に次ぐ売上規模となり、市場の底堅さと回復力を示しました。デジタル広告への投資拡大が続く中、第4四半期の成長トレンド継続が期待されています。

経済産業省の特定サービス産業動態統計調査終了に伴う統計データの変更について

経済産業省の特定サービス産業動態統計調査終了に伴う統計データの変更について

経済産業省の特定サービス産業動態統計調査は2024年12月調査をもって終了しました。それに伴い、2025年1月分からは総務省統計局が実施する「サービス産業動態統計調査」のデータを使用してインターネット広告費の月別推移を報告していきます。この変更は、特定サービス産業動態統計調査(経済産業省実施)とサービス産業動向調査(総務省実施)が統合されたことによるものです。

参照:経済産業省の特定サービス産業動態統計調査は、2024年12月調査をもって終了致しました。

2025年からの総務省統計データ使用における注意点

2025年からは総務省統計局が実施する「サービス産業動態統計調査」のデータを使用しますが、この新しい統計調査では「広告業」というカテゴリにテレビ、新聞、ラジオ、雑誌の4マス媒体とインターネット広告が一緒に含まれています。そのため、これまで経済産業省の特定サービス産業動態統計調査で独立して集計されていた「インターネット広告費」の純粋な推移を追うことが難しくなりました。この点にご留意いただきながら、今後の広告業全体のトレンドをご覧ください。

参照:サービス産業動態統計調査

広告業の月間売上高(百万円)と前年同月比(2024年1月~2025年9月)

 

総務省統計局の「サービス産業動態統計調査」によると、2025年9月の広告業の月間売上高は880,635百万円(約8,806億円)で、前年同月比12.0%増と大幅なプラス成長となりました。

9月の特徴的な動向として、8月(7,507億円)から約1,299億円増加し、前年同月(7,863億円)を943億円上回る水準となった点が注目されます。8月に7ヶ月ぶりのマイナス成長(-0.6%)を記録した広告市場ですが、9月は一転して2025年で最も高い伸び率を記録。夏季休暇シーズンが終わり、企業の広告予算執行が本格化したことや、年度下半期に向けたキャンペーン投資の活発化が背景にあると考えられます。前年同月比でも二桁成長を達成し、市場の回復力の強さを示しました。

2025年9月の売上規模8,806億円は、2025年では3月(1兆1,458億円)に次ぐ高水準となりました。2025年1-9月の累計売上高は7兆3,078億円に達し、前年同期比5.3%増という堅調な成長を維持しています。月平均では8,120億円と高水準を保っており、8月の一時的なマイナスから力強く反転したことで、通年での成長トレンドがより確実なものとなっています。

この新しい統計データは経済産業省の特定サービス産業動態統計調査とは集計方法が異なり、テレビ・新聞・ラジオ・雑誌などの従来型メディアとインターネット広告を含めた広告業全体の動向を示すものです。

最後に

2025年9月の12.0%増という結果は、8月の7ヶ月ぶりマイナス成長から力強く反転し、2025年で最も高い成長率を記録しました。1-9月を通じて前年同期比5.3%増を達成し、月平均8,120億円という高水準を維持できていることは、広告市場の底堅さと回復力の強さを示しています。9月の大幅増加は夏季休暇期間後の需要回復と年度下半期に向けたキャンペーン投資の本格化によるものと見られ、第4四半期にかけてもこの成長トレンドの継続が期待されます。

デジタル広告への投資は引き続き拡大基調にあり、特に動画広告やSNS広告への需要は底堅い状況が続いています。このような業界構造の変化についても今後の記事で詳しく取り上げていく予定です。第4四半期の成長動向と、デジタルシフトの加速が広告業界全体の持続的な成長にどう寄与するかに注目が集まります。

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