この記事は3分で読むことができます。
記事サマリー
この記事を読んでわかること
-
- P-MAXの検索テーマのシグナルの仕組みと増やし方
こんな方へオススメの記事
-
- P-MAXのインプレッションを伸ばしたい方
この記事を実践するための準備
-
- P-MAXキャンペーンの管理画面へのアクセス
目次
P-MAX検索テーマの「シグナル」とは?グラフマークの意味を解説
P-MAXキャンペーンでは、検索テーマを最大50個まで設定できます。この検索テーマはGoogleに対して「こういうユーザーにリーチしたい」という意図を伝えるためのシグナルとして機能します。
設定画面を見ると、一部のキーワードの横に小さなグラフマーク(にょろにょろとした折れ線のようなアイコン)が表示されていることに気づくでしょう。このマークがついているものは、Googleが実際にシグナルとして活用していることを示しています。
ただし、グラフマークがついていないキーワードが完全に無視されているわけではありません。あくまで「主に活用されているもの」にマークがつくという仕組みです。つまり、マークの有無は優先度の目安と考えるとわかりやすいでしょう。
このグラフマークの存在を知らない運用者も多いのですが、実はここに注目することでP-MAXの検索テーマをより効果的に活用できます。次のセクションでは、このシグナルを意図的に増やす実験を行った結果をお見せします。

検索テーマのシグナルを増やしたら何が起きた?実験結果を公開
今回、このグラフマーク(シグナル)を意図的に増やす実験を行いました。きっかけは代理店コンペの際に教えてもらったテクニックで、実際に効果があるのか検証してみたかったからです。
具体的にどんなキーワードを追加したかというと、通常の検索キャンペーンでは買いにくいものを中心に選びました。たとえば競合ブランドのキーワードは検索広告で直接入札すると問題になりやすいですが、P-MAXの検索テーマとして設定する分には活用できます。また、指名ワード以外の一般ワードや、地域に関連するキーワードなども追加していきました。
結果はどうだったか。4週間にわたって計測したところ、シグナル変更後にディスプレイ広告と検索ネットワークの表示回数が明確に伸びました。ディスプレイは約240万回から400万回へ、検索ネットワークも右肩上がりで推移しています。コンバージョンについても増加傾向が見られました。
正直なところ、50個の検索テーマすべてにグラフマークをつけることは難しいです。Googleのアルゴリズム次第なので、完全にコントロールできるものではありません。ただ、シグナルとして認識されるキーワードを増やす努力をすることで、P-MAXのパフォーマンスを底上げできる可能性は高いと感じています。
検索やディスプレイのインプレッションを伸ばしたい、P-MAXをもっと活用したいという方は、ぜひ検索テーマのグラフマークに注目してみてください。

最後に
P-MAXの検索テーマには最大50個のキーワードを設定できますが、すべてが同じようにシグナルとして活用されるわけではありません。グラフマークがついているものがGoogleに優先的に活用されているサインです。
今回の実験では、競合ワードや一般ワード、地域ワードなど通常の検索キャンペーンでは買いにくいキーワードを検索テーマに追加することで、シグナルの数を増やすことに成功しました。その結果、ディスプレイと検索のインプレッションが大幅に伸び、コンバージョンにも好影響が見られました。
50個すべてをシグナル化するのは現実的には難しいですが、できるだけ増やす工夫をすることでP-MAXの成果を高められる可能性があります。検索テーマの設定画面を開いて、まずはグラフマークの状況を確認してみてください。

Web業界にて20年以上、大手から中堅代理店の顧問を請負。デジタルマーケティングを中心に、主に広告関係の教育や研修、コンペの相談に乗っています。またSEMのお役立ちツールもスクラッチで開発。現在も電通グループの顧問、Shirofuneのアルゴリズム作成補助など担当しており、年間100名以上を教育。皆さまに心から信頼されるパートナーであり続けるために日々研鑽しております。また、世界的権威のある One Voice Awards USA 2025 にも日本人としてノミネートされ、世界的なナレーターとしても活躍中です。





-1024x576.png)