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P-MAX運用者必見の除外機能とレポート機能(2025年7月版)

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記事サマリー

この記事を読んでわかること

    • P-MAXの除外・レポート機能と申請要否

こんな方へオススメの記事

    • P-MAXを本格運用したい広告担当者

この記事を実践するための準備

    • Google担当者との連絡体制確保

P-MAXで使える除外設定とレポート機能とは?

P-MAXは、Google広告の自動化キャンペーンタイプですが、実は多くの除外設定やレポート機能が利用可能です。ただし、重要なポイントとして、これらの機能の多くはGoogle担当者への申請(ホワイトリスト申請)が必要で、管理画面から直接設定できないものが数多く存在します。

P-MAXでは、コンテンツ除外(プレースメント・検索ネットワーク)、IPアドレス除外、キーワード除外、ブランドリスト除外、年齢除外などの基本的な除外設定は管理画面から直接設定可能です。一方で、OS除外、デバイス除外、トピック除外、1stパーティデータを活用した顧客獲得設定などは、Google担当者への申請が必要となります。

レポート機能についても同様で、テキスト・バナー・動画アセットレポートは管理画面で確認できますが、検索語句レポートやチャネル別レポートなどの詳細な分析機能は、Google担当者にホワイトリスト申請を行わなければ利用できません。

特に注目すべきは、1stパーティデータを活用した新規顧客獲得や休眠顧客獲得の機能です。これらは非常に強力なターゲティング機能ですが、申請なしでは利用できないため、P-MAXを本格的に活用したい場合は、事前にGoogle担当者との連携が不可欠です。

P-MAX設定項目の比較表(2025年7月7日時点)

施策 種類 単位 Google担当へ申請必須
レポート可視化 チャネル別レポート キャンペーン単位
テキスト・バナー・動画アセットレポート キャンペーン単位
検索語句レポート キャンペーン単位
除外 コンテンツ除外(プレースメント・検索ネットワーク) アカウント単位
IPアドレス除外 アカウント単位
除外キーワードリスト除外 キャンペーン単位
キーワード除外 キャンペーン単位
ブランドリスト除外 キャンペーン単位
キーワード除外 キャンペーン単位
年齢除外 キャンペーン単位
デバイス除外 キャンペーン単位
OS除外 キャンペーン単位
新規顧客獲得(1stパーティデータ活用) キャンペーン単位
休眠顧客獲得(1stパーティデータ活用) キャンペーン単位
トピック除外 キャンペーン単位

もし、Google担当がいない場合は以下URLから申請を出してみてください。

https://support.google.com/google-ads/gethelp?sjid=5571949216120003027-AP

最後に

P-MAXの真の力を引き出すためには、Google担当者との連携が欠かせません。特に検索語句レポートやチャネル別レポートなどの分析機能、OS除外やトピック除外などの高度な除外設定は、ホワイトリスト申請が必要です。これらの機能を活用することで、より精密な配信制御と詳細な効果測定が可能になります。P-MAXを本格運用する際は、まずGoogle担当者に相談し、必要な機能の申請を進めることをおすすめします。申請から承認まで時間がかかる場合もあるため、早めの準備が重要です。

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