AISCEASが、今のユーザーの行動かについてはひとまず置いておくとして、これからの広告の概念が変わりつつある。
今までは、どのフェーズのユーザーにも関係無く広告というのを打つことが出来た。リスト設計という概念が、2013年非常に注目された昨今において、リスティング広告も同じ道を歩んでいる。
つまり、どのユーザーに何の広告を当てて、どういう気持ちにさせて、どう行動してもらうのかが可能になる。
- 注意・・・ブランドパネルなど、ポータルからのリファラをリスト化する。
- 関心・・・媒体社の1stパーティターゲティングからのリファラをリスト化する。
- 検索・・・サーチ経由のリファラをリスト化する。
- 比較・・・比較系サイトや、サーチターゲティング、コンテンツターゲティングからリスト化する。
- 検討・・・訪問回数が、過去よりも増えている場合にリスト化する。(※ベロシティターゲーティング)
- 行動・・・購買したユーザーの購入回数によるリスト化する。
- 共有・・・ソーシャル経由のユーザーをリスト化する。
実は、全て定義さえ決めてしまえば、リスト化は可能なのである。今までは全てがひとくくりであったが、それではもう、クライアント主を満足させられなくなっている。
アトリビューションやCRMが、高いだけで何も施策に活かせない結果になっているが、リスト広告が流行ることにより、各フェーズの最適化や連続性がわかる時代になっているのだ。
既にGoogleAdwordsでは、RLSAというメニューが出ており、リストに対してサーチやディスプレイ広告を掲載することが可能になっている。
2014年は、リスト広告が流行る時期が来るのではないだろうかと思う。