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【無料ダウンロード】Yahoo検索広告データをスプレッドシートに簡単抽出するスクリプト – 効率的な分析のための10ステップ

この記事は7分で読むことができます。

記事サマリー

この記事を読んでわかること

    • Yahoo検索広告スクリプトを利用して、スプレッドシートに運用に必要なデータに毎日抽出が出来る

こんな方へオススメの記事

    • Yahoo!検索広告のデータを毎日手動ダウンロードしている方
    • 従量課金の3rdパーティのレポートツール費用を安くしたい方

この記事を実践するための準備

    • Yahoo検索広告の編集権限以上
    • Google スプレッドシート

この記事の参照ページ

 

 

Looker StudioでYahoo!検索広告のデータの可視化も可能

Google広告は、Looker Studioにシームレスにデータのエクスポートが可能なため、運用上の毎日のデータを作成するには困りません。Yahoo検索広告のデータを出すには、APIを叩くか外部のレポートツールに頼らなくてはならないのが現状です。しかしYahoo検索広告スクリプトを叩くとスプレッドシートに運用データを抽出することが可能で、Looker StudioでYahoo検索広告のデータの可視化も可能です。

 

年別・月別・日別・キャンペーン別・クエリ別等、運用に重要なYahoo!検索データをスプレッドシートに抽出

今回用意した抽出スクリプトは、検索広告の年別、月別、日別、キャンペーン別、広告グループ別、広告別、キーワード別、検索クエリ別、動的検索広告のクエリ別のレポートをダウンロードできるスクリプトを、無料でこのページからダウンロード出来るようにしています。。

 

手順①:Yahoo!検索広告スクリプトをダウンロード

以下ボタンからファイルをダウンロードして、テキストファイルを開いてください。

Yahoo検索広告スクリプトを無料ダウンロード

 

手順②:新しいスプレッドシートにシート名を作成する

空のスプレットシートを新たに作成をしてください。シートの順番は問いませんが同じように9つのシート名をすべて同じ名前で作成してください。後ほどシート名の変更は可能です。

 

YEAR
MONTH
DAY
CAMPAIGN
ADGROUP
AD
KEYWORDS
SEARCH_QUERY
KEYWORDLESS_QUERY

 

手順③:スプレッドシートのURLからスプレッドシートIDを取得

赤字の部分がスプレッドシートIDになりますのでこちらもメモ帳に控えておいてください。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/14961496149614961496/edit#gid=14961496

 

手順④:Yahoo検索広告のログインをしてスクリプトページへ

注意点はMCCアカウントでは利用は出来ませんので、必ず検索広告のアカウントに入ってからスクリプトページへ行ってください。
ツール > Yahoo!広告スクリプト

 

手順⑤:外部ツール連携からGoogleと連携をする

右上の外部ツール連携ボタンを押して、Googleにサインをしてください。

 

成功すると、ステータスが「連携済み」になります。

 

手順⑥:「スクリプト」タブから新規作成をする

新規作成タブからダウンロードしたファイルの中身を貼り付けます。

 

手順⑦:ダウンロードしたテキストファイルを修正する

テキストファイルを開いて以下のように修正をしてください。手順③で抽出したスプレッドシートIDを2行目の赤字の部分と差し替えてください。シングルクォーテーションは削除しないでください。

 

function main() {
const spreadsheetId = ‘149614961496‘; //スプレッドシートID
reportDataToSpreadsheet_YEAR(spreadsheetId,’YEAR’,’ALL_TIME’); //年別レポート
reportDataToSpreadsheet_MONTH(spreadsheetId,’MONTH’,’ALL_TIME’); //月別レポート
reportDataToSpreadsheet_DAY(spreadsheetId,’DAY’,’ALL_TIME’); //日別レポート
reportDataToSpreadsheet_CAMPAIGN(spreadsheetId,’CAMPAIGN’,’THIS_MONTH_EXCEPT_TODAY’); //キャンペーン別レポート
reportDataToSpreadsheet_ADGROUP(spreadsheetId,’ADGROUP’,’THIS_MONTH_EXCEPT_TODAY’); //広告グループ別レポート reportDataToSpreadsheet_AD(spreadsheetId,’AD’,’THIS_MONTH_EXCEPT_TODAY’); //レスポンシブ検索広告別レポート
reportDataToSpreadsheet_KEYWORD(spreadsheetId,’KEYWORDS’,’THIS_MONTH_EXCEPT_TODAY’); //キーワード別レポート
reportDataToSpreadsheet_SEARCH_QUERY(spreadsheetId,’SEARCH_QUERY’,’THIS_MONTH_EXCEPT_TODAY’); //検索クエリ別レポート
reportDataToSpreadsheet_KEYWORDLESS_QUERY(spreadsheetId,’KEYWORDLESS_QUERY’,’THIS_MONTH_EXCEPT_TODAY’); //動的検索広告クエリ別レポート
}

 

手順⑧:スクリプトを貼り付けてスクリプト名を任意の名前にする

スクリプト名を任意の名前にして、ランタイムはそのままにしてください。最新バージョンに対応できるようになっています。

 

手順⑨:保存、実行をする

間に承認作業が出るかもしれませんが、ログインと同じなので承認をしてください。

手順⑩:ステータスに成功が出れば終了です

アカウント構成次第になりますが2分以上はかかりますので、気長に待ってください。

 

補足①:スクリプトは毎日実行するようにスケジュール設定がオススメ

キャプチャでは朝の4時に指定していますが、ライフワークに合わせて設定してください。

 

補足②:スクリプトのシート名の変更方法

レポートのシート名を簡単に変更をしやすいように、main関数の中で自由に変更できるようにしています。必ず値が完全一致になるように作成してください。

 

補足③:スクリプトの対象期間の変更方法

レポートの対象期間を簡単に変更をしやすいように、main関数の中で自由に変更できるようにしています。以下表を参考にして修正をしてください。

TODAY 本日
YESTERDAY 昨日
LAST_7_DAYS 本日を除く、過去7日間
LAST_WEEK 先週の月曜日から日曜日
LAST_14_DAYS 本日を除く、過去14日間
LAST_30_DAYS 本日を除く、過去30日間
LAST_BUSINESS_WEEK 先週の月曜日から5営業日
THIS_MONTH 本日を含む、当月
THIS_MONTH_EXCEPT_TODAY 本日を除く、当月
LAST_MONTH 前月
ALL_TIME 取得可能な全期間

 

最後に

今回は汎用なものだけに限らせて頂きました。他にもスクラッチで色んなレポートを作成が出来ますので、何か詰まりましたらご連絡を頂ければ幸いです。さらにLooker Studioに取り込む方法も作成しようと思いましたが、それは別途ブログを書くかもしれません。またYDAもという方がいらっしゃったらお声くだされば作成致します。

 

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